人間万事塞翁が馬-吉凶は巡る-

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こんにちは。
四柱推命鑑定師の大野知久です。

10月になり今年もあと3か月。
あっという間ですね!

占い師をしていると

開業や採用といった
ご相談もあれば

離婚やご家族の病気、
事業の伸び悩みなどの
ご相談もあります。

開業や採用は吉で、

離婚や病気、
事業の伸び悩みは
凶でしょうか?

結論から言うと、
【吉】と【凶】
これは常に巡るもの。

その出来事だけで
決めつけるのは、
ちょっと待てです。

わかりやすいという理由からか、
占いでは【吉】と【凶】を
白黒ハッキリ付けたがります。

が、人間とは
そんな単純なものではありません。

『人間万事塞翁が馬』という
故事をご存知でしょうか?

にんげんばんじ
さいおうがうま

と読みます。

※人間(ジンカン)と読む場合もあり。

サイオウ
=塞(とりで)の近くに住む老人
の家から馬が逃げました。

これを聞いた村人は、
「残念でしたね」と言いました。

しかし、その馬が
野生の馬を連れて
帰って来ました。

村人は「運が良いですね」と。

そうしたらサイオウの息子が
落馬して足をケガしました。

こんどは村人が
「災難ですね」と言いました。

が、すぐに戦争が起こりました。

息子は足の怪我のお陰で
徴兵を免れました。

と、このように、
吉凶は常に巡るものです。

吉は凶の原因となり
また凶は吉の原因
となります。

例えば今の事業が不調な時に

その状況に対して
不満を口にしているだけだと
【凶】ですし

その境遇から学んでいれば
【吉】となります。

私自身、いま妻が
妊娠32週で喜ばしいところですが

妊娠31週の
先週水曜

検診にいったら
すぐ入院するように言われ

木曜に入院しました。

当初は、高血圧と
胎児の育成が遅いため
管理入院でしたが

事態は急変して、
金曜日の午後に
救急車で別の病院へ
緊急搬送されました。

危うく帝王切開になる所でした。
まだ1400gぐらいです。

が、なんとか落ち着いて
あと2~4週間は
お腹の中で育てましょうと。

最初の病院は面会も
立合い出産もできない所でしたが

搬送先は面会も
立ち合い出産もできる病院です。

NICUもあり安心で、
担当医も丁寧で良い先生です。

いまは自分で家事をして
妻の有難みも再確認できました。

このように
凶と吉は巡るものです。

イマこの瞬間の
吉凶にとらわれず、

未来にどんな吉があるか?
どんな凶に気をつけたら良いか?

吉と凶、巡ることがわかれば
恐れることは何もありません。

※こちらのブログは2020年10月1日と2日に公式Lineで配信した内容をまとめています。

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