プラス思考の罠

前回お届けした
<吉凶は巡る>という話に
関連したお話をお届けしますね。

私が20代の時に聞いた
<成功者の三原則>があります。

①素直
②勉強家
③プラス思考

の3つです。

①結果(数字)に対して素直

結果が出ている人の意見は
素直に取り入れる

アドバイスに対して
「えっホントに？！」
と思っても実際に行動する

どれだけ早く
行動に移せるかも大切

②常に学び続ける勉強家

最新の知識や
古くから伝わるものを学ぶ

自分の殻を破り世界を広げる

質問力を磨く

聞いたり調べるだけでなく
実際の体験から学ぶ

③あらゆる人やもの
状況に感謝して
前向きに捉える心を持つ

想いや
口にしたことは
実現化するので
常にプラスのことを意識する

今もこの3つを
大切にしています。

ただ、この③の
「プラス思考」ですが、

ちょっとした罠があります。

私は20代の間
この罠にハマってました。

＜プラス思考の罠＞
とは何なのか？

結論からお伝えしますと
ーーーーーーーーー
マイナス思考を
悪者と勘違いしてしまうこと
ーーーーーーーーー
です。

成功者はプラス思考
と聞いた20代の私は勘違いし

見事に罠へとハマるのです。

プラス思考になるために
マイナス思考を全て排除しよう！

そう考えました。

例えば新しいビジネスに挑戦する際
十分にリサーチもしていないのに

大丈夫でしょ。
弱気なマイナス思考は良くないから、
うまくいくと信じてやれば何とかなる

と見切り発車をしてみたり

営業で断られた際に

こんなに良い提案を断るなんて。
この人はマイナス思考だ。
人生成功しないな。

と自分ではなく
相手のせいにしていました

時には周りの人に

そんなネガティブな発言したらダメだよ。
なんでポジティブに考えられないの？

と言ってしまったり…

↑こんなこと、言われた方は
イヤな気持ちですよね(^^;

自分の考え方や提案方法に
問題があるのでは？

という不安が頭に浮かんでも

あー、今の自分
マイナス思考だ。
ダメダメ。
プラス思考にならないと。

と、自分の感情や考えを
否定していました

不安や恐れの感情は悪者

プラス思考ができない
自分や周りの人は悪者

そう信じ込んでいました

マイナス思考を否定する
プラス思考信者に
なっていたのです

プラス思考になりたいのに
マイナス思考な自分

ブレーキとアクセルを
同時に踏んでいる
そんな感じでした。

実は
プラス思考と
マイナス思考

これはコインの
表と裏のように

片方があれば
その逆面も必ず
存在しているのです

マイナス思考は
悪者ではありません

むしろ

マイナス思考が
あるからこそ
学問や芸術は発展してきました

雨風を避けるために
住居がつくられ

ケガや病気を恐れるから
医療が発展しました

プラスとマイナス
どちらの思考も必要です

大切なのは

自由に
＋－の思考ができる
柔軟な考え方なのです

次回は柔軟に考える
コツをお伝えします！

本日も最後までお読みいただき
ありがとうございました！

※こちらのブログは2020年10月3日と4日に公式Lineで配信した内容をまとめています。